25年前の私へ

子育て思い出話

テレビで、若いシングルマザーが、コロナの中がんばっている番組を見ました。

それを見て、ふと昔のことを思い出しました。25年前に2歳の子をつれて離婚したころのことです。

今はもう、子どもも社会人として独立してくれて、自分が、シングル「マザー」だという感じは薄れてきていましたが

不安を抱えながらがんばっている若いお母さんを見ると、なんだか昔の自分のようで
とても応援したくなりました。

そんなわけで今日は、なんだか詩みたいになりましたが、
昔の自分と 今頑張っている若いシングルマザーのみなさんを重ねて
手紙を書きました。

 

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25年前、今思えば勢いで離婚した、
若かった私へ。

今振り返ると、ツッコミどころ満載だよ。
周りを見る余裕もなかったね。

でも、あのときは、
あれが精いっぱいだったよね。

専業主婦になろうとして仕事をやめたばかりだったのに、2歳の子を連れて離婚するなんて

今なら怖くてできないけど

でも、あのときは、
それしかなかったんだよね。

 

何を後悔しているのかわからないようなぐちゃぐちゃな後悔と
子どもへの罪悪感と
将来なんて思う余裕もない、日々の不安と

全部漠然と胸に抱えたまま、
でも進むしかなかったよね。

 

子どもがいて、悩むこともたくさんあったけど

子どもがいてくれて、たくさん救われもしたね。

25年たった今では、
もうすぐあのころのあなたと同じ年になるなんて

過ぎたからこそ言えるんだろうけど、本当にあっという間だったよ。

こんなに未熟な、育児へたくそな母ちゃんだったのに

そのわりには、まっすぐ、優しい子に育ってくれました。

 

再婚を願ったころもあったけど、
結局それは実現せず

でも、それでもよかったのかもね。

 

56歳になったあなたは
そろそろ寄る年波が気にはなるけれど

ブログなんて始めて
「貯金ためるぞー!」なんて目標つくって

たまには友達と音楽やったりもして

結構楽しくやってるよ。

 

だから、心配しないでいいよ。

今が、いろいろ大変でも

未来のあなたと、あなたの子どもは

楽しく元気に生きてるよ。

 

ちょっとシワの寄った、25年後のあなたは

25年前の、精いっぱいだったあなたを

心から応援しています。

 

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