若いころにはちゃちゃっと歯磨きするだけで、歯医者さんも長いことご無沙汰でしたが、40代になったあたりから、「口臭」や「歯周病」が気になり始めました。
お口はからだの入り口、健康の源ともいわれますよね。
「面倒だから」「歯医者さんコワイから(笑)」と放っておいて健康を損ねたら、かえって無駄なお金がかかってしまうかも。それは老後資金確保の敵! 日頃からのケアはマストです。
朝起きたらまず舌みがき
私が初めて「舌みがき」を知ったのはもうだいぶ前、「きんさん・ぎんさん」姉妹の紹介番組がきっかけでした。
双子姉妹でそろって100歳過ぎてもお元気だったきんさん・ぎんさんが、銅線か何かを使って舌のそうじをしている、という場面を見たのです。それが、長寿の秘訣のひとつだ、という紹介のされ方だったと思います。
その時の私はまだ30代でお口のケアにも無頓着だったので「へー」と思ったくらいでしたが、ここ10年くらいで「舌そうじ」「舌みがき」というワードをよく聞くようになり、「そういえば、きんさんぎんさんの長寿の秘訣だったな…」と思い出しました。
舌の表面には、細菌や食べかすなどからなる「舌苔(ぜったい)」が付着しているそうで、それが分厚くなってしまうと、口臭はもちろん、全身の健康にも影響があるのだそうですね。舌苔を適度に除去することで、免疫力の向上や心臓疾患の予防に効果があるという見解もあるとのこと。
どれどれ…と自分の舌を見てみたところ、なんと表面が真っ白。一面に「舌苔(ぜったい)」がついていたのです。ギャー!!です。それまでいかに自分の舌を見ていなかったか、思い知らされました。。。
とはいえ、きんさんぎんさんみたいな銅線なんて持ってないし(笑)、どうすればいいものかと思っていたところ、ナイスタイミングで娘が「舌そうじのブラシみたいなの、なんかしらないけど職場でいっぱいもらったからあげるよ~」と分けてくれたのです。
↑これです。
楽天で見てみたら、1本500円くらいするみたいだけど
娘はどうしていっぱいもらえたんだろう(^^;??
朝起き抜けが一番細菌が多いと聞いたので、今は起きたらすぐ、飲んだり食べたりする前に舌みがきをしています。日によって舌苔が多かったり少なかったりするのは、体調に関係があるのでしょうかね?おもしろいなあと思います。
私の舌ブラシ?はまだもらいもので間に合っていますが、これを使い切ったらどうしようかな?と思って見てみたら、他にもいろいろあるんですね。
きんさんぎんさんぽい、銅製のも。
商品説明によるとインドに古くから伝わるアーユルヴェーダの健康法のひとつらしいです。
へ~~~。
食後はまず歯間ブラシから
食事後に歯磨きをするときには、歯ブラシの前に必ず歯間ブラシを使っています。
歯間ブラシもいろいろ出ているようですが、私が使っているのは
↑これです。使いやすいです。
(注)このシリーズには色違いがあるのですが、このブルーではなくピンクが可愛いと思って買ったら、実は色によってサイズが違っていて、ブラシが大きすぎて歯間に入りませんでした(よく見て買いましょう笑)。この写真のはSSサイズ(ブラシが細い)です。歯間ブラシ初心者にはまずこのSSサイズをおすすめします。
たまに、歯間ブラシを忘れて先に歯磨きをしてしまい、そのあと気づいて歯間ブラシを使うと
「ゲッ……!!今歯磨きしたのに……!?」
と驚くくらい、汚れがとれたりします。
私の歯磨きが雑なのかもしれませんが(^^; 歯間ブラシを使っていなかったら、この汚れはそのままお口の中にとどまり続けて、口臭などの原因になるわけですよね。コワイコワイ。
もし「まだ使っていないわー」という方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ使ってみてください。特に、40代以上の方、気づかないうちに歯茎がさがったりして歯間が広がり、汚れがたまって口臭の原因になるそうですよ(行きつけの歯医者さんのお話)。
歯ブラシは二刀流
↑生活感あふれる我が家の洗面台(笑)
歯ブラシはみなさん使うので、ここでえらそうに語れることは何もないのですが、しいていえば、私は歯ブラシを2本持っています。青とピンク。同棲中ではありません(笑)。
青いほうは毛先が細くとても柔らかいタイプで、行きつけの歯医者さんからもらったものです。これで歯茎のマッサージをしてくださいと言われました。ちょっと歯周病が進みかけ、というときだったのですが、前述した歯間ブラシとこの歯茎マッサージを続けたところ、次の定期健診のときには「ずいぶん改善しましたね」と言ってもらえました^^
歯磨き粉は、YouTubeで美魔女さんがおすすめされていた…
これを使っています。
お値段はちょっとだけいいですが、白い歯を目指せるということで^^
フロスで仕上げ
歯磨きがすんだら、仕上げ。歯間にフロスを通します。
フロスは「糸ようじ」とも呼ばれますね。私が初めて買ったフロスは
これでした。CMでもおなじみ。 4本糸で汚れをかきとる!というもの。友達はこれを愛用しているそうです。持ちやすくて、歯ブラシ感覚で使えるそう。
ただ私は、歯間が狭いところにギコギコ入れようとしたときに、力を入れすぎてグッと入ってしまい、歯茎にあたって痛い思いをしたことがあり(←下手なだけ)
すると、歯医者さんで渡されたのは、もっとシンプルなフロスでした。30~40センチくらいに切ったフロスを両手の指に巻き付けて使うもの。
難しいのでは?と思いましたが、使ってみると意外と使いやすく、今は市販品を自分で買って愛用しています。上の洗面台にもピンクのが写っていますが
LION ライオン クリニカ(Clinica) デンタルフロス スポンジフロス ワックスコート 40m
↑これですね。これもドラッグストアで見ると何色かありますが、こちらはさきほどの歯間ブラシと違って、色によって何かが違うわけではないようです(笑)
今日のまとめ
こうして書いてみると、なんだか何工程もあるようで、昔の私が読んだら「めんどくさ!」と思ったかもしれません^^;
でも、やってみると、大した手間ではありません。
実は、まだここまでケアしていなかった40代半ばのころ、娘に「最近、お口ちょっと匂うよ…」と言われ、「職場では誰も言わないけど、もしかしたら臭いと思われていたのかも…」と、ドキッとしたことがありました。
しっかりケアしていれば人前でも自信が持てますし、自分も気持ちいいし、健康にもいいし、いいことづくめですよね。そうそう、歯医者さんでの定期健診も3か月に1度の割合で通っています。定期的に診てもらっていれば、痛い治療をしなくてすむし、費用も最低限ですみます。将来入れ歯を作らなくていいように(笑)、毎日のコツコツ、「健康の貯金」をしています。
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