老後資金確保のために、生活全般の見直し、固定費削減、貯蓄計画などに取り組んでいますが、いまさらながらに思うのは、自分の「お金についての知識」の足りなさです。
半世紀も生きていながら、税金のことは会社まかせでよくわからないまま。
それ以外のお金についても、自分なりには考えているつもりでも、そもそも知識がないから、どんぶり勘定やフィーリング頼みのやりくりが多かった。。。
最近になって少しずつ調べる努力をして、年金のことや社会保障制度のことなど、「そんな仕組みがあったのか…!」と思うことも多く、「お金についての知識」の大切さを遅まきながら痛感しています。
そこで! 勉強しようと思いました。
目指すは「ファイナンシャルプランナー(FP)3級」合格です。
ファイナンシャルプランナーとは?
そもそも、ファイナンシャルプランナー(FP)とは、どんなものなのかというと、
「日本FP協会」のホームページには、次のように書かれています。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
(日本FP協会ホームページより引用)
専門家です。わー、むずかしそう。
でも、私はFPになってそれでお仕事をしようと思っているわけではないのです。
私がほしいのは、FP資格取得を通して学べる
「家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識」です。
自分のために勉強したいと思ったのです。
もうアラ還で、住宅取得や教育費支出も必要ないじゃん……と思われるかもしれませんが、
税金や保険、年金はもちろんこれからも身近な問題ですし、自分に知識があれば、子どもにもアドバイスができます。
子どもにも今までお金の教育をきちんとしてこなかったので、せめてこれからでも、親がお金に真剣に向き合っている姿を見せることが、子どもへの金融教育になり、それが子どもの財産になると思います。
FP3級のテキストはこれ!
さっそくテキストを買ってきました。
売上No.1だし、ネット上でもいろいろな方がこれをおススメされていたので迷うことなく。
ただ、私、ナメてました。
思ってたのの3倍の分厚さでした(^^;
全国のFPのみなさんの、「ナメンナヨ!!」の声が聞こえてきそうです(^^;
でも、「この本に、“知らないこと”がいっぱい詰まってる!」と思うと、教科書をもらった子供のころのようにワクワクします。
この年になって“知らないこと”がいっぱいあるのがハズカシイ…とも言えますが
いいのです。勉強するのに遅すぎることはないのです(と自分に言い聞かせます)。
FP3級の試験範囲
このテキスト、分厚いですが(笑)、カラフルで親しみやすい感じです。
目次はこんな感じです。
3級だから、基礎的なことなのでしょうが、知りたいことだらけです。
■「ライフプランニング」
→社会保険や公的年金のことなど
■「リスクマネジメント」
→生命保険や損害保険のことなど
■「金融資産運用」
→債券や株式、投資信託をはじめ様々な金融商品のことなど
■「タックスプランニング」
→所得税の基本や計算方法、控除のことなど
■「不動産」
→不動産に関する法令や税金、有効活用のことなど
■「相続・事業継承」
→相続税や贈与税、財産の評価のことなど
こんな感じです。
全部、生活に密着したことなので、知っていれば役立つ場面が多そうです。
これ、高校生あたりの授業でやったらいいのにね。そのうちそうなるかもしれませんね。
FP3級の試験の日程と合格率
勉強するからには、目標がはっきりしないとね!
FP3級の試験(正式には、ファイナンシャル・プランニング技能検定)は、年に3回行われているようです。今年はこんな感じ。(引用元:日本FP協会ホームページ)
5月に受検するには、3月に申請しないといけないんですね~~。
私は9月の受検を目指そうと思います!
ちなみに、
FP3級の合格基準点は 6割以上
合格率は 70~80%程度
しかも、問題は
○×式の出題と三答択一式
……がんばればいけそう!!
今日からこつこつ、がんばります。
また、経過や結果をご報告したいと思います。
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